「ナイトブラをつかい始めてから肩こりが酷い・・・」
ナイトブラが原因の肩こりでお困りですね?
ナイトブラで肩が凝ってしまうと感じている人はじつは意外と多く、せっかく購入したナイトブラの出番がほとんどない人も少なくありません。
ナイトブラ初心者の方、買い替えたばかりの方、体型が変わって肩が凝るようになった方は、ぜひ本記事に目を通して肩こり解消法や肩こりにならないナイトブラの選び方を知っておきましょう。
【原因とは】ナイトブラで肩こりになるのはなぜ?
まず、なぜナイトブラが肩こりの原因になるのでしょうか?そもそも、なぜ肩こりが起こるのかを見ていきましょう。
厚生労働省には、病気やケガの自覚症状を調べる「有病率」という統計があります。2010年に行われた調査(厚生労働省2010年調査、厚生労働省ホームページ)によると、男性の場合、最も多い症状は「腰痛」、次いで「肩こり」ですが、女性の場合、最も多い症状は「肩こり」、次いで「腰痛」となっています。
これを見るかぎり、肩こりは女性が圧倒的に多く、男性も2位となっていて、もはや国民病と言っても過言ではありません。
では、なぜ人は肩こりになるのでしょうか?
それは、痛い部分に力を入れすぎているからで、要するに痛い肩が筋肉疲労の状態になっているということです。
つまりサイズの合わないナイトブラをつけていると、筋肉が疲労し、それがやがて痛みにつながるのです。
筋肉に乳酸などの老廃物がたまると、血液の循環が悪くなります。すると、筋肉に栄養や酸素が行き渡らず、筋肉のエネルギーが不足し、本来循環すべき老廃物が蓄積されてしまいます。痛みを感じると、防御反応として筋肉がさらに収縮し、さらにコリが進行して広がっていきます。この悪循環を断ち切らなければ、症状は次第に悪化していきます。
参考にしてください。”誰でもできる! 肩こり・首痛・頭痛。上半身の歪みを治して健康な体に! 200%の基本的なコツ」をご紹介しています。
肩こりの原因となるナイトブラの特徴とは?
ではどんなナイトブラを着用すると肩こりになるのでしょうか?
じつは肩こりの原因は、ナイトブラの商品の問題というよりも、あなたとの相性、調整、着用方法などに問題があるケースが大半です。まずは以下の部分を再度見直してみましょう。
サイズが合っていない
自分のバストのサイズを知っていますか?その質問をしている人は、もちろん知っていますよね?そうですよね。しかし、専門店でバストのサイズを測ってもらうと、自分が思っていたサイズと違うことがあるのです。
もちろん、体重の増減によってバストの大きさは変わります。でも、いつも同じサイズのブラジャーを使っていませんか?サイズの合わないブラをつけていると、逆にバストが下がって形が崩れてしまうことがあります。
バストの形を保ち、落ちないようにするためにブラジャーをつけているのであれば、これは逆効果になります。
では、小さいブラをつけるとどうなるのでしょうか?ブラジャーが小さければ小さいほど、締め付けが強くなります。そのため、背中が窮屈になったり、脇から飛び出してきたりなどの症状が出てきます。
そうなると、肩や背中が凝ってしまい、血行不良の原因になります。また、胸が締め付けられていると、安眠できません。不眠症やその他の健康問題にもつながります。
ストラップが短すぎる
特にストラップが短いと、肩周りの血流が悪くなり、肩こりの原因になります。さらに細くて短ければ、肩に食い込んでしまうのは同じです。
しかし、せっかくストラップを長くしても、ナイトブラのサイズが合っていなければ、胸や肩甲骨周りが窮屈なままで、肩こりは解消されません。
カップのサイズが小さすぎる
これも「サイズが合っていない」に含まれますが、ブラのアンダーやトップが合っていても、カップのサイズが合っていなければ、効果も期待できません。
ナイトブラのカップサイズが小さすぎると、胸がカップからはみ出してしまいますし、大きすぎると寝返りを打つたびに胸が動いてしまいます。カップサイズが小さすぎると、バストがカップからはみ出してしまいます。これでは、バストの形が崩れてしまいますよね。
以下に評判のよいナイトブラを比較してみました。もし上記に問題もなく肩こりが改善しない場合は、以下のようなナイトブラ購入もご検討ください♪
ナイトブラで肩こりを防ぐための3つの対策
ではナイトブラで肩こりを感じ場合、どうすればいいのでしょうか?
ナイトブラが自分に合っていない可能性があります。サイズが合っていても、正しく着用できていなければ、肩こりの原因になります。できれば放置せず、まずは以下の項目を確認してみましょう。
ストラップの長さを確認
ストラップが肩に食い込んでいる場合は、短すぎます。ストラップの長さが調整できる場合は、緩めてみてください。目安としては、ストラップと肩の間に指1本が入るくらいです。
ストラップの位置の確認
肩の骨を探します。肩の骨とは、肩と腕の境目に突き出ている骨のことです。ストラップがこの骨の外側に配置されていると、肩周りの筋肉に負担がかかるので、この骨の内側に配置されているかどうかを確認してください。
着用方法の確認
基本的にナイトブラは、スカートのように下から上に向かって着用することを前提としています。しかし、中には上から着けるように指示されているものもあるので、特に指示がない限りは下から着けることを覚えておくとよいでしょう。
下から着た場合、そのままカップの中に入ってしまうと、胸を持ち上げてしまい、上向きにホールドしてしまいます。
肩こりはナイトブラ以外が原因かもしれない?
ナイトブラが肩こりを発症させている場合もあれば、じつはナイトブラ以外の部分に原因があるケースもあります。
普段の日常生活に肩こりの根本的な原因がみつかる場合もあるため、ナイトブラの確認と一緒に、以下の日常生活で改善できる対策も試してみてくださいね。
体を温めて寝る前に血流を良くする
肩こりは、ここ数日で生まれたものではなく、蓄積されてきたものです。身体のピークは20歳前後でそれ以降は日に日に衰えていくばかりです。しかし、その衰えはすぐには感じられません。40代になって初めて実感できるのです。
そして、ある日突然、肩こりなどの老化現象を感じるようになると、肉体的な衰えを感じるようになるのです。
頭の重さは、体重の8〜13%に相当します。日中、私たちはこの重い頭を首や肩で支えています。実際には、親指と人差し指の骨を使って、5〜6kgのボウリングボールのような頭を支えているのです。
ですから、体が疲れるのは当然のことです。ましてや、ナイトブラで肩や背中が締め付けられていたら、さらに疲れてしまいます。
体を温めることで、筋肉の疲労を和らげることができますので、以下の3つのことを行ってみてください。
お風呂に入って体を温める
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かりましょう。半身浴が効果的な場合もあります。
体をマッサージする
マッサージは下から上に向かって行いましょう。ふくらはぎをしっかりマッサージするのがコツです。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれています。そのため、ふくらはぎをマッサージすることで、全身の血行が良くなります。常にふくらはぎが柔らかくなるように心がけましょう。
また、脇の下はリンパが通っているので、凹んだ部分に手を入れてしっかりとマッサージします。そうすることで、血流が良くなり、肩こりの予防にもなります。
ストレッチをする
寝る前に簡単な全身のストレッチをすると、全身の血行が良くなり、肩こりの改善だけでなく予防にもなります。
また、肩甲骨の周りも、肩こりの改善に役立ちます。肩甲骨が凝っている人は、ポールストレッチで解消するといいでしょう。ポールに乗るだけで、肩甲骨周りを柔らかくすることができます。
ストレッチのポイントは、無理をしないこと。体が硬い人は、無理に曲げないようにしましょう。血行を良くするためにも、できるだけ多く行いましょう。
肩が凝らないナイトブラの選び方とは?
では肩が凝らないナイトブラとはどんなタイプなのでしょうか。まずはサイズが合っているかどうかがポイントになりますが、それ以外のナイトブラ選び、4つのステップをご紹介します。
ワイヤーが入っていると、寝返りを打ったときに痛みを感じることがあるので、ノンワイヤーのブラがベストです。
ストラップが細すぎると食い込みやすいので、幅広のデザインのブラが良いでしょう。
ストラップが調節可能、調整範囲が広ければ広いほど良いでしょう。
背中側の面積が広い方が柔らかく、寝返りを打ったときに当たりやすくなります。
参考までに肩こり対策におすすめのナイトブラを以下で比較してみたので、ぜひナイトブラ選びにご活用ください。
まとめ
美しい胸になりたいと思っても、サイズや着方を間違えると逆効果になってしまうことがあります。ナイトブラで肩こりを感じる方は、一度ナイトブラを見直してみてください。
あなたのナイトブラで、美しい胸を手に入れましょう