「左右のバストの大きさや形が違うのって元に戻るの?」
ある日突然、鏡に映った自分の胸が左右で大きさや形がぜんぜん違うことに気がつき慌てていたのでは?
じつはそんな女性は少なくなく、約2人に1人は左右のバストの違いを気にしているデータもあるほど。
この記事を読んでいるあなたも、少なからず自分のバストについて悩んでいるはずです。
ここでは左右のバストを揃える方法や予防法を私なりにご紹介します
そもそも乳房の構造はどうなっているの?
乳房は母乳を分泌する乳腺組織と、その周囲を満たす脂肪組織からなり「大胸筋」という胸の筋肉で支えられています。
人間の体は骨で筋肉や脂肪を支えていますが、胸の重さを支えているのは筋肉と靭帯だけです。突出した胸やお尻は重力の影響を受けやすく 体の中でも特に形が変わりやすいパーツなのです。
なので毎日の生活習慣が原因となって左右の大きさや形がじょじょに変化してきた可能性もあります。バストの大きさが違うと気になる方は生活習慣から見直してみましょう。
バストの大きさや形が左右で違う理由
「そもそもなぜ左右のバストの大きさに違いが生じるの?」
では左右のバストの大きさや形が違う原因をみていきます。
筋肉の付き方の違いが原因のことも
あぐらや横座りをすると、どちらかの骨盤が浮いてしまいます。骨盤は背骨にくっついています。骨盤のゆがみは、上半身のねじれやゆがみにつながり筋肉のバランスを崩してしまうのです。
胸を支えるのは筋肉です。この筋肉に左右差があるとあ胸の大きさや形が左右で違ってきます。
姿勢が悪いとバストにも影響が・・・
携帯電話やパソコンをいじっているときに、猫背になったり、足を組んだりしていませんか?そうするとバストの位置が低くなり、重力の影響を受けやすくなります。
デスクワークが多かった頃、左ひじを机につけていたのですが、気がつくといつも猫背で、左肩が下がっていて、左胸が垂れていました。左胸が右胸よりも大きいので、垂れやすくなっていたからだと思います。
そこで、デスクワークの際には、できるだけ姿勢を正すようにしました。机と椅子の高さが合っていなかったので、作業しやすいように高さを調整して、良い姿勢を保つようにしました。
そうすると、猫背が改善され、バランスの悪かった胸の形がきれいになりました。また、お腹周りも以前よりスッキリしてきました。周りの人からも「姿勢がいいね」「スタイルがいいね」と褒められることが増え、姿勢の大切さを実感しました。
バストの左右差を解消・予防するためには、姿勢を正し、左右対称の姿勢でいることを習慣化することが大切ですね これが今すぐバストの左右差を解消し、美しく見せるための一番の方法だと思います。
正しい姿勢を維持してバストの左右差を改善
バストの左右差に影響する主な原因が、上記のように「悪い姿勢を続けること」。
しかしながら、それ以前にあなたは正しい姿勢を知っていますか?
横から見たときに 「耳たぶ(耳介)→肩(肩峰)→股関節(内転筋)→膝関節の前→足首の後ろ」が一直線になっているのが理想的な姿勢です。
また後ろから見たときに、「後頭部(後頭隆起)→背骨の真ん中(椎骨の棘突起)→お尻の割れ目→両足のくるぶしの中心」を結ぶ線がまっすぐになっている必要があります。このポイントがずれていると、悪い姿勢になります。
注意したいのは、胸や腰を曲げないことです。他の部分に痛みが出る原因になります。ぜひ、鏡で自分の姿勢をチェックしてみてください。
正しい姿勢を作るために、肩周りを鍛えましょう。
猫背になると胸に左右差が生じます。猫背が癖になっている人は、肩甲骨が外側に開いてしまいます。
以下の手順を参考に、肩のトレーニングをして肩甲骨を元の位置に戻し、美しい姿勢と胸を取り戻しましょう。
- あごを引いて背中を壁につけて立ち、両腕をまっすぐ上に伸ばします。
- 肘を90度に下げ、壁と一直線になるようにします。これを5~6回繰り返します。
- 四つん這いになり、背骨をひとつずつ丁寧に伸ばしていきます。
- 息を吐きながら背骨を1つずつアーチ状にしていきます。これを5~6回繰り返します。
- 肘を上げた状態で10秒間静止します(このときお腹を引き締めて、背中と腰が一直線になるように)。
自分に合ったブラを身につけて左右差を戻す
ブラジャーは、大きいバストに合わせて選ぶのがおすすめです。
小さい方のバストに合わせると、大きい方のバストが押さえつけられ、バストの左右差やバストの段差がアウターのシルエットにそのまま現れてしまうことがあるのでおすすめできません。小さい方のバストはパッドで調整してください。
パッドを入れて調整することに抵抗がある人もいるかもしれませんが、隙間があるとバストが揺れて靭帯を傷めたり、バストの形が左右で違ってしまったりします。
ブラジャーを選ぶときは、試着して自分に合ったものを選びましょう。自分に合ったブラを着用することで、バストを守り、美しいボディラインを手に入れることができます。
またブラをどのように着けるかも重要です 正しいブラジャーの着け方については、以下のサイトを参考にしてみてください。
シーンに合わせたブラを選ぼう
バストは、大胸筋によって全体が支えられています。しかし、重さのある脂肪の塊なので、立っているときなどは重力で下に引っ張られてしまいます。それをテント状に引き上げているのが「クーパー靭帯」なのです。
クーパー靭帯は、激しい運動などで乳房が揺れすぎると傷つき、垂れ下がってしまいます。また、利き手側のバストは、筋肉が発達しているため、脂肪が少ないと言われています。私も利き手である右手を運動でよく使っていたので、右の胸だけが小さくなり、大きな左の胸が垂れてしまったのだと思います。
クーパー靭帯は、一度傷つくと一生治らないと聞きました。バストを守るためにも、運動するときはスポーツブラを使うことをお勧めします
それに加えて、その場に合ったブラを選ぶことも大切です。運動時だけでなく、生理や妊娠などのホルモンバランスの乱れによって、バストの大きさや形が変化し、左右で違ってくることがあります。
バストが膨らんでいるときに窮屈なブラジャーをつけると、血流が妨げられ、バストの形や大きさが左右で違ってしまうことがあります。
胸を大きくするマッサージは要注意!?
実は私、以前は医療関係の仕事をしていて、その時に人体の勉強をしていたのですが、脂肪は筋肉や皮膚にしっかりとくっついていて動かないというイメージがありました。
しかし、調べれば調べるほど、胸の発達と女性ホルモンには関係があることがわかってきました。もしかしたら胸をマッサージすることで女性ホルモンが分泌され、胸が大きくなるのかもしれませんね。
やりすぎには注意しつつ、無理のない範囲で行うのがよさそうですね。医師がマッサージの信憑性について語る運動もあるので、興味のある方は以下の動画など参考にマッサージもお試しください♪
まとめ
以上、左右のバストで大きさや形が違うとお悩みの方が知るべき、
左右差が生まれる原因
バストの大きさに差がでる主な原因と改善策
をご紹介しました。猫背を直して姿勢を正す。さらにバストにフィットしたブラに見直してみる。余裕があればバストアップ・マッサージも適宜試してみる。
など今日から始められる対策ばかりです。ぜひ今晩から始めてみてください!